さて1か月ほど前に棟上げを迎えましたが、その後工事の進捗はどんなもんかな、と様子を伺ってきました。
棟上げまでの様子に関してはコチラの記事でご紹介しております。
さて現場に到着してみると、、、こんな感じで写真では外観はほぼ分かりませんでしたが、外壁のサイディングがしっかりと設置されており、大分アパートらしい見た目になっています。
はい、めっちゃ分かりづらいですね。笑
ただ内側を覗くとしっかりと出来上がりつつある様子が分かります。でも内装の方はまだまだって感じでした。
作業者の方たちの気配は感じたので、せっかくなので人数確認して飲みものの差し入れでも、と思い
すみませーん
・・・・・・・‥‥
ｶﾞﾔｶﾞﾔ 「เพชา คูชา…เพชา คูชา…เพชา คูชา…เพชา คูชา…」
（なんか話し声は聞こえるけど、、、これ日本語じゃない？）
（ちょっと大きめに）すみませーん
・・・・・・・・
ｶﾞﾔｶﾞﾔ「เพชา คูชา…เพชา คูชา…เพชา คูชา…เพชา คูชา…」
誰も出てきません。笑
何度か呼びかけしていると、ようやく責任者っぽい方が出てきてくれました。
すみませーん、お待たせしました。どうかされましたか？
あ（日本人や）、作業中に申し訳ないです～、私施工主の○○と申します、工事の進捗どんなもんかな～っと思って立ち寄らせて頂きました。
あ、施工主さんでしたか～、工事は少し予定からは遅れ気味なんで休み返上で何とか納期通りに完了するように頑張らせてもらってます！
そうですか！ ありがとうございます。ちなみに外国語がさっきから漏れ聞こえてきていますが作業者の方へ結構外人さん多いんですか？
そうなんですよ～、今日が現場に7人いますが、日本人は私含め2人だけで、あとは海外の人ですね。中々人手が集まりづらくてね～
こういった話を聞くとやはり建築業界の人手不足というのは深刻なんだな～と改めて感じます。
もう日本人の若い人は中々こういった現場作業やりたがる人はいませんよね、、、施工主としては当然建築費の高騰というのは望ましい事ではありませんが、そもそも人手が足りなければどうしようもありません。。。
ちゃんと現場の人件費も適正なレベルまで上げないとそりゃ人も集まりませんよね。このアパートだって3階建てですが足場とかを命綱もつけずに移動しながら作業してましたし、もっと大型のマンションとかだったらほんとに命の危険のある高さでの作業になりますしね。
更に夏の炎天下、冬場の寒さの中でも作業しなければいけませんから少しくらい割高で無いと誰もやりたい、なんて人が集まる分けも無いですよね、、、
そんなことを切実に感じながらも建築費の高騰は困るなぁ、、、と感じた出来事でした。
ただ日本全体でしっかり給与が上がっていって家賃なんかももう少し上げられるような余地が出てくれば建築費全体が上昇していっても、以前と変わらないくらいの利回りが確保できる様になると思いますしそんな好循環が生まれていくといいですよね。
↓ちなみに全然未完成ですが入口の部分の写真はこんな感じです。ちょっと変わった仕様で2階部分がメインエントランスになっています。
↓かなり分かりづらいですが、1階の廊下部分です。外観は黒基調になっております。
↓別角度からの全体像です。
写真だと分かりづらいですが、実際に現地で見ると結構なサイズ感で迫力ありました。
もうすぐいよいよ竣工ですし、募集用の資料も管理会社さんと連携して作成開始し始めました。家賃設定が結構難しいんですが、やはり23区でも立地がかなり良くないと新築でも1Rや1Kは敷金・礼金ゼロの物件も結構多いみたいです。
管理会社さんに分析してもらったこの周辺物件の敷金・礼金は築3年まででも30％はゼロゼロみたいです。こういった情報も活用しながら最終的な募集条件を決めていこうかな、と考え中です。
最後、帰り際に現場の方々に冷たい飲み物を差し入れして失礼しました。
満室に出来るか不安は残りますが、完成が楽しみだな～！
