仮想通貨での資産運用

PCで仮想通貨への投資を行う人の後ろ姿 仮想通貨

まだまだなんか怪しくない?大丈夫なの?という印象を持たれがちな仮想通貨への投資の話をしていこうと思います。(今は暗号資産というのが正しいんですかね?)

仮想通貨と言えばビットコインと代表にイーサリアムだとかリップルやら様々な種類がありますよね。なんでこんな沢山あるんだよ、、、買いたくてもどれ買うのが正解なんだよ、、、

と、私も半分不安を感じながらも2022∼2024年3月にかけてビットコインを保有しておりまして、大きく儲ける事が出来ました。

結論から言ってしまいますと、2022年の中頃、ビットコインが約20,000USD前後くらいだった際に日本円換算で200万円分くらい購入しました。

↓チャートで見るとこの辺で購入してます。

ビットコインのチャート

それを2024年3月頃に65,000~70,000USD弱で売却しました。

↓チャートで見るとこの辺で売却してます。

ビットコインのチャート

つまり、約1年半保有して、約3倍くらいで売却出来ましたので、200万円⇒600万円になってしまったわけなんですね~~~

ワッショイ♪ヽ(゚∀゚ )ノ三 三ヽ( ゚∀゚)ノワッショイ♪

はい、気分はこんな感じでした。殆ど底値で買って(今のところ)ほぼピークで売れちまった、、、

ただですね、、、別にこれは本当に運が良かっただけでして、こんな事はめったに無いわけです。

実際殆ど運なんですが、ここに至った背景を少しだけ語らせてください。(聞きたくないって?まぁまぁ)

私のBTCの投資の歴史

歴史って書くと大袈裟なんですけど、、、

実は私ビットコインを2017年くらいにまだ1BTC=20万円程度だったころに少しだけ買った事があるんです。ほんの10万円分くらいモノは試しだ、という気持ちで買ってみました。

そしたら何と、、、、みるみる内に上がっていき年末には200万円を超えちまったんですよ、当時の高騰の要因はコチラ

2017年は、日本国内でもビットコインの存在が広く知れ渡り、それに伴い暗号資産に対する法整備が整い始めます。また、大手金融機関や機関投資家が市場に参入し始め、ビットコインをはじめとする暗号資産の価格が急騰した年でもあります。

4月には、2016年に成立した「改正資金決済法等」が施行されました。この改正法が制定された目的は、投資家保護やマネーロンダリングなどの犯罪防止のためで、これまで法の規定がなかった暗号資産の取引所に対して登録制を導入することでした。

同年8月にはビットコインの開発者とマイナーが対立し、ビットコインから分岐したビットコインキャッシュ(BCH)が誕生します。価格の急落が懸念されましたが、この件については杞憂に終わりました。

続く12月には、アメリカの先物取引所である「CME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)」がビットコインの先物取引を開始。機関投資家の参入などもあり、市場に大量の資金が流れ込み、価格は一時200万円を突破しました。

ビットコイン(BTC)の価格推移の歴史!

まぁその時私は途中であまりの急騰にビビッて20万円⇒40万円くらいになったときに売ってしまったのですが、、、もう少し粘ってれば何と20万円⇒200万円(つまり10万円の投資が100万円)と1テンバガーになるとこだったんですね~

まぁ世の中そんなに甘いわけは無く、倍になっただけで儲けもんだったんですが、、、その後は皆さんも知る通り2018年には一旦大暴落した後に2021年には700万円近くまで高騰しています。

ビットコインの全期間のチャート

つまりず~~と持ち続けていれば20万円⇒700万円(35倍)となっていたわけで、更にもっと投資金額が大きければ、、、当時名をはせた億り人となる事も夢では無かったのでは?

と実際は投資額が倍になるという超ファインプレーをしたにも関わらず何だか機会損失をしてしまったかのような錯覚に陥ってしまったんですね~

まぁこれは投資人としては絶対に持ってはいけない危険な考えで、物事を都合の良い方に解釈するようになってしまうので、ダメの典型みたいな思考なんですが、、、

とは頭では分かっていても簡単に割り切れる程賢くありません。

いつか機会が来たら絶対またBTC儲けたるわ!と決めてたんですね。

再度訪れたBTC購入のチャンス

そして時間は流れ、、、上記のチャートで見て頂く通り2022年に入ると様々な要因でBTCの価格は再び下落に転じます。その辺の要因に関してはさっきも貼りました下記Coincheckの解説が超分かりやすいので興味ある方は是非そちらを読んでみてください。

ビットコイン(BTC)の価格推移の歴史!価格が上昇する理由についても解説

そしてあれよあれよとBTC価格は2022年中ごろにはピークから3分1程度まで落ち込みました。

猫達がキター!!と喜ぶ様子

正に私が待ち望んでいた瞬間が訪れたわけです。そう、、、BTCが暴落しそう悲観論が出始めるのを虎視眈々と待っていました。

投資のセオリーではありますが、世の中がもうこの投資対象は終わりだ、、、という雰囲気になったときが正に買い時なわけでして、当然更なる下落の恐怖に打ち勝たなければいけませんが、ここで踏み出したこの時の私を今では褒めてあげたい。

ただし本当に終わる投資対象に投資してはいけないので、きっと復活するはずだ、という根拠を自分なりに持って投資しなければいけません。

その根拠をしっかり持つためにBTCに関する書籍を読んで自分なりの納得感を得てからちゃんと決断しています。その書籍は次の記事で紹介しようと思います。

まぁ結果的にその根拠が間違っている事もあるんですけど、、、笑 

でも自分が納得して進めた事であればもし間違っていても後悔は抑えられますよね。

という事で冒頭で書いた通り、200万一本釣りじゃー!!と、株式の一部を現金化しBTCに投じてやったわけです。

その後は既に出したチャートの通り暫くは横ばいを続けてましたが2023年度の中頃から徐々に上昇していきます。

ビットコインのチャート

この大きなきっかけになったのはBTCのETFの承認や2024年に訪れる半減期(BTCの供給量が半分になる時期)という実績や期待から一気に上昇、日本円換算では円安も味方して足元は1,000万円の大台を超えています。

特にこのETFの承認というのは非常に大きかったと言われていますね。ETFに承認されると何が変わるの?って点ですが、実際投資家目線で見ると証券会社でBTCの取引が出来るか、BTCの取引所で出来るか、くらいの違いしか無いです。

ただ承認=金融商品として正式に認められたという事で簡単に言うと今まで怪しいと思ってた人達が買い始めたり、色々な投資信託に組込まれる可能性があったり、と売買される幅が大きく広がったという事です。

よって、より売買が活発化していく結果、時価総額(BTCの1枚当たりの価格×発行枚数)が拡大していく、という未来が見えてきますので、価格がその期待感でドンドン上がっていくんですね。

ただ実は2024年6月初旬現在、まだ日本ではBTCのETFは承認されていません。

よって日本の証券会社ではETFの売買が出来ないんですが、海外だと徐々に増えて行ってるみたいですし、日本でも近い将来承認される様になるのではないでしょうか。

ちなみに私が2024年3月に売った時よりも足元(2024年6月)の価格の方が更に高くなっています。保持しときゃ良かったじゃん、、とも思いますが、実は不動産投資の方で3月に纏まった出費があった関係で致し方なく現金化した、というのが実態です。

ただ2022年半ば~2024年3月までの約1年半程度の間、上昇しても売らずに保有できたのも一時的に下がった際に狼狽売りしなくて済んだのも、全ては余裕資金で運用していたから、というのが大きいです。

投資は余裕資金で、というのは当たり前の様に言われている事ですが、BTCの場合はまぁ最悪半分くらいになっても諦めつく、くらいの気持ちで始めないと値動きも大きいですしあまり精神衛生上良くありませんので、その辺のメンタリティを持ち合わせる方、資産に余裕がある方、だけにお勧めします。

BTCの流出事件

ビットコインの流出事故のイメージ

最後に少しだけ蛇足を、、、

丁度タイムリーにここ数日DMMの仮想通貨取引所でのBTCの流出事故が世間を賑わせていますね。金額も480億円と巨額な事から大分騒がれていますが、DMMとしても増資してまでしてちゃんと全額保証する、と謡っていますので保有者の皆さんは一安心ですね。

ただこれって別にBTC自体に構造的な問題があるわけでは無くて、取引所のセキュリティに問題があっての事なんですね。

例えば皆さん銀行強盗が入って、10億円の現金が強奪された!というニュース見て、「あ~~、お金ってヤバい、日本円ってヤバい!!」とはならないですよね?

BTCの流出事故も同じでして、あくまで取り扱う取引所が襲われて、BTCが奪われたってだけの話です。

実は過去からBTCやその他仮想通貨の流出事故って結構起こっていますが(↓下記サイトで纏まってます)

暗号資産の不正流出一覧

BTC自体には問題無く、全部取引所のBTCの取り扱いの方法やセキュリティ上の問題が起因しています。

BTCというまだ怪しいイメージが拭いきれない代物でこういった事件起きるとあたかもBTCそのものが悪い様な印象受けますが、その辺は正しく理解しておきたいところです。

ではこの記事はこの辺にしとこうと思いますが、次回以降ではビットコイン(仮想通貨)投資を始める前に最低限読んでおくべきお勧め書籍と、こわ~い税金の話をしたいと思います。

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