サラリーマンとして不動産投資を始めたきっかけ

不動産の写真 不動産

過去に色々な投資に関する失敗をしてきました、とあるリーマンです。そんな私ですが、数年ほど前から不動産投資の勉強や探索、そして実際に一棟目の物件を購入しました。
(これからも規模拡大を目指すつもりです)

元々は昔ながらな家庭で育ってきた事もあり、ローン=借金=悪という印象が非常に強く、融資を受ける事が前提となる不動産投資に関しては非常に抵抗感がありました。

実際に知り合いの知り合いでワンルーム投資で失敗したという噂みたいなものを聞いた事がありましたし、実は私の両親も若かりし頃にワンルームマンションを投資用に購入しており、今は負の遺産化としています。(大した金額でもなく、1室のみなので大きな問題にはなってませんが)
こういった限定的な情報から不動産投資=ワンルームマンション投資という印象が強く、詐欺に近い連想をもってしまってどうしてもサラリーマンが騙される投資の代表例!と勝手に思い込んでいました。

ただ実際にはあながち間違っている印象でもなく、実際にちゃんと勉強を始めてみるとワンルームマンションだけには投資するな!と銘打つ書籍や情報ソースは山ほどある事が分かります。

よくある営業手法ですと、ワンルームマンションを使った節税や生命保険代わりになりますよ~といった謳い文句ですね。その説明自体は間違って無いですし、確かに特に節税の方は所謂高所得者(年収2,000∼3,000万円以上)であれば一定の効果もありますし、正直そのクラスの所得の方々からすると多少ダメな物件を購入してしまっても月の持ち出しが数万~とかであればそこまでダメージは大きくありません。

悲惨なのは生命保険代わりになる、という口車に載せられたり、不労所得に憧れて悪どい不動産営業マンの肥やしにされてしまう中流階級(年収500∼1,000万円くらい)のサラリーマンです。
ちなみに30代の大卒の年収の中央値は640万円(下記リンク)だそうです。

日経転職板 世代別年収

思ったより高く無いですか?(私はそう思いました) ニュースとかでよく流れる年収情報(450∼500万円)は全世代の平均値とかなので、大卒で括ると意外と中央値は上がるんですね。
ただ正直年収640万でも都内や都内近郊に家族で暮らしていれば生活費だけでカツカツですし、少しでも実入りを増やしたい、と思っている人は非常に多いと思います。(私も当然そう考えている一人です)

そんなボリュームゾーンの平均サラリーマンの不安に付け込んでくるのがヤツラなんですね~最近は手口も巧妙化してきている様で、私も実際に経験した話もありますのでまた別の記事で書いていこうと思います。

ここまで書いた内容読むとやっぱり(ある程度平凡な)サラリーマンが不動産投資やるの危なそうじゃん!とも思われるかと思いますし、事実それも半分当たっていると思います。実際にある程度の属性(社会的地位、年収や資産背景)や基本は勉強しないと悪徳不動産営業マンのいいカモにされることになるでしょう。

そんな私が不動産投資に興味を持ち始めた理由がを幾つか紹介してみようと思います。

きっかけ① 先輩のワンルーム投資話

割と近しい先輩がワンルームマンションへの投資をしていました。 その先輩は大体5部屋くらい物件を買っており、融資総額も1億円程度でした。
結構属性も近い方でもあったので、その話を聞いた最初は1億円も融資受けれるんだな~くらいにしか思ってませんでしたし、なんか危なそ、、、騙されてないか?とも思ってました。

当時私は不動産の事を何もわかって無かったので「不動産投資でどのくらい儲かってるんですか?」とか完全に興味本位で聞いてるだけでしたが、その先輩もなんかモゴモゴとはっきり言わない感じだっので、、、、

わたし
わたし

う~ん、やっぱり不動産投資儲かってなさそうじゃないか。。。?1億も借金背負わされてかわいそうに、、、

とか勝手に少し同情すらしていました。 実はその頃私自身は結構株式投資が上手くいっていて、別に不動産等やらぬとも十分資産は増やせるな、と勝手に勘違いもしていたのです。

きっかけ② 地元の同級生のアパート投資話

これも①と似たような話なのですが、ほんとに丁度同じくらいの時期に地元の友達と久々に飲んでいた時の事、結構お酒も進み気が大きくなり始めたころに、、、

地元友人
地元友人

いや~最近不動産買っちゃんたんだよね、新築のアパート!借金8,000万だよ~ははは!

わたし
わたし

え~!! 8,000万も、、、そんな借金あったまま生きていくとか毎日気が気でないでしょう~

地元友人
地元友人

いや~、んなもん大した事無いっしょ、土地から買ってるからその分ちゃんと資産になるしね~。土地は基本的に下がらないから!

わたし
わたし

(??そーゆーもんなの?) 思い切ったなぁ~、ただ8,000万の借金は結構ハードル高いわ

みたいな会話でした、その時もへ~①の先輩といい、結構サラリーマンで不動産投資やってる人っているんだな、と少し興味が増したくらいでした。

きっかけ③ 不動産くノ一からの誘惑

これがですね、、まぁ結構直接的なきっかけではありますね。 上記の①と②の話から不動産投資を少し身近に感じ始めていた丁度その頃、、 友人に誘われある飲み会に参加しました。

まぁ異業種交流会というか、知っている人数人と知らない人も交えて男女が参加する飲み会的なものに参加した時の事です(別に如何わしい会では無いですよ。笑)

①で書いたワンルーム不動産を買い漁った先輩と、最近一等地に家を買った友人なんかと一緒に参加したんですが、会場に奇麗な女性2人組がいたんですね。。。

その子達と話をしてみると何と一人は不動産会社の女社長、もう一人はそこで働く従業員、といった関係でした、見かけが奇麗な事もありますが、①のパイセン、最近家を買った友人はテンション爆上がり、その女性2人とで不動産トークで盛り上がる事、盛り上がる事、、、私はその時全く不動産の知識もありませんし、家なんぞも買ってませんから完全に蚊帳の外だったんですね。

もう早く帰りてーな、状態だったんですが一旦不動産の話は終わり年甲斐もなく皆で馬鹿飲みして、グループラインを作ってまた飲もうね~的な感じで解散となりました。(でも最初の流れが尾を引いて私はなんだか不完全燃焼。。。)

そして後日。。。

奇麗な女性①
奇麗な女性①

こんにちわー。この前あんまり話せ無かったし、また飲みに行きませんか?

こんなメッセージが届きました。 
ん??? なんでわざわざあんまり話に連絡して俺なんかに連絡してくんだ? とちょっと不審にも感じましたが、まぁ良いか、奇麗だったし1回行ってみよ、みたいな軽い気持ちで飲みに行く事になったんですね。

そしたらその前日に急に、、、

奇麗な女性①
奇麗な女性①

明日なんですけど、女社長も来たいといってるんだけど、いいですか?

とのこと、ん?あぁ、あの会場にいたもう1人の奇麗な方ね、、、
急に?と疑問には思ったものの、 まぁいっか、という事で

わたし
わたし

おっけー、そしたらこっちも1人友達連れてくわ~

てことで2:2で飲んだわけですが、その女社長も私の友人も見事なまでの体調不良、2人とも終始ぐったりしてるだけで、飲まねーし、食べないもしない。 (私の友人はただの二日酔いでしたが。笑)

結局早々に解散することになりましたが、

奇麗な女性①
奇麗な女性①

全然飲めなかったね。笑 もう2人も帰ったし、もう1軒行かない?

とのことで少し期待に胸を膨らませ、もう1軒行きました。そして軽く飲み始めるとこのくノ一はとうとう切り出します。(実際こんなストレートな表現じゃありませんでしたが、流れはこんな感じでした)

奇麗な女性①
奇麗な女性①

そーいえば、あるリーマン君って上場企業勤務だよね?不動産投資とか興味ないの? この前の先輩もがっつりやってるって言ってたじゃ~ん、今超お勧めしたい掘り出し物件あるんだよね

くっっっ、、、これが噂のデート商法ってやつか、クソッタレが!

まぁデート商法というほど露骨ではありませんでしたが、要はワンルーム投資が可能な属性のサラリーマンに近づいて来ただけだったわけですね。笑

まぁもうただのカモにされてだけだったか、と理解した瞬間とりあえず早くかえりて~となってしまたんで、適当に話を流して終わらせました。 しかし他人事の様に言わせてもらうと男の欲望ってのは目を曇らせますね。デート商法が横行するわけです。笑
不動産投資のデート商法に関してはネットでググると山ほど出てくるので興味ある方は色んな記事を見てみてください。

ちなみにこの時ワンルームマンション投資が何でダメなのかしっかりとしたロジックで反論できなかったの事は凄く不甲斐なく感じてしまったんですよね。

そして不動産投資へ足を踏み入れる事に

と上記の①~③がたった2か月くらいの間に立て続けに起こったわけです。(ほんとはもう1件あるんですがそっちはまた機会があれば書きます)

これは神の思し召しか?という思いと単純に不動産について何も語れない自分の不甲斐なさも手伝い、よし!これはいっちょう本格的に不動産投資の勉強初めてみるか!(なんでそうなる)

となってしまったわけなんですね~、確かに勝手に「不動産投資=悪、危ないもの」と思いこんでいたけど、一方でちゃんと成功してる人も世の中にはいるはずで、、(じゃなかや今の時代でやってる人なんかいませんよね?)

なので、あくまでとりあえず自分で判断できる様に勉強してみよう!と決意しただけでその結果やっぱり難しそうなら止めよう、、、くらいのもんでした。

ただその後ドンドン不動産投資にのめり込んでいくとはその時はまだ知らない私でした。

~続く~

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